おはようございます。

米国の長期金利上昇にともない、住宅ローンの固定金利型は今まで長らく動きがありませんでしたが、じわりと上昇を続け、フラット35の11月金利は概ね1.54%になっています。

固定金利は長期金利（10年国債）に連動し、変動金利は短期プライムレート（日本の政策金利）に連動します。

ゼロ金利政策が続く中、変動金利は安いところだと0.3%〜0.6%と、銀行同士の競争で最安値と言い続けられながらも0.3%代と、かなり下がったところにきています。

住宅支援機構の調査によると現在、変動金利で借入をしている人は全体の70%との事。

実際に弊社で購入していただくお客様を見てみても、勤続年数が短い、自営業などフラット35が有利なお客様の場合は選択肢が固定のみになりますが80〜90%が変動金利を選択しています。

日本の政策金利が見直しされると変動金利は上昇する事になりますが、一気に上がる事は少し考えにくいかもしれません。

変動金利型は銀行が作った独自のよく分からないルールが2つ存在します。

「5年ルール」

変動金利は半年ごとに金利の見直しがありますが金利の変動があっても当初借入時から5年間は支払額が変わらないというもの。

つまり元金と金利の割合が変わる事になりますので金利が上昇すると元金が減りにくくなるという事です。

「125%ルール」

5年後以降は金利の変動にともなって支払額は変わる事になりますが、こちらもどれだけ金利が上昇しても当初の支払額が125%以上には上がらないというもの。

同じく、元金と金利の割合が変わる事になりますので金利が上昇すると元金が減りにくくなります。

それ以上上昇した場合は最終回に元金が少し残るという状況が出てきます。

繰り上げ返済などを上手く利用して出来るだけ早めに返済という事が一番ですが金利の事を色々と考えると、どれが正論かは難しいですね。。。。

工事進捗です。

O様邸。

資材待ちで施工は保留中です。

Su様邸。

大工工事は終盤です。